ヴォロネツ修道院
8月 5, 2019トランシルヴァニア
8月 5, 2019シゲトゥ・マルマツィエイはルーマニアの北側に位置し、マラムレシュ地方の中で文化と歴史で一番有名な町である。シゲトゥ・マルマツィエイについての最初の記録は1326年に書かれた。この町は14世紀まで動物などのマーケットを行うためにしか使われなかったが、共産主義の頃は産業的な役割を果たし、マラムレシュ地方の一番重要な町になった。2007年には税関が作られ、町の景気はこれまでより良くなった。
シゲトゥ・マルマツィエイのもっとも人気のある観光地は”共産主義の犠牲者とルーマニアの抵抗の記念館”として知られるシゲトゥ刑務所だ。この刑務所には共産主義に対して抵抗していたルーマニアの公人が閉じ込められていた。
共産主義崩壊後、シゲトゥ刑務所は東欧の共産主義の過去を分析するため、ヨーロッパ評議会によって支援され、1994年から博物館になった。
この博物館は、共産主義の残酷な行為に馴染みのない外国人観光客に特に人気を博している。展示品の中には残酷なものもあるが、残念ながらすべて共産主義時代のルーマニアで起こったことだ。
歴史に興味がある方にとってはマラムレシュ農村博物館も旅に欠かせない観光地だ。この博物館ではマラムレシュ地方の典型的な建築物が展示されていてる。
美術は町の中心に位置している民族博物館で見学できる。この博物館ではガラスや木に描かれた正教のイコンやお面、民族衣装、色々な道具などが展示されている。
ユダヤ人のシナゴーグと博物館も人気の見どころだ。この博物館は、マラムレシュ出身の作家であるエリー・ヴィーゼルのために作られた。
ルーマニアについてもっと詳しく知りたい方はシゲトゥ・マルマツィエイを一度訪れたほうがいいだろう。